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世界No.1ネットショップ「Shopify」とは?飲食店通販におすすめできるポイントを解説

4月 18, 2021

出前館の固定報酬制は2022年現在廃止されました。ご注意ください。最新情報は公式サイトにてご確認ください。

今日は、Shopifyを使って通販サイトを作ろうと思っている飲食店向け情報をまとめました。Shopifyは世界シェアNo1のネットショップサービスですが、飲食店が使うメリットはどんなところにあるのでしょうか。

販促担当者
ショッピファイって実際どうなの?
なんでみんなショッピファイ使ってるの?
飲食店が使ってもメリットあるのかな?

こういった疑問にお答えできる内容となっています。Shopifyを使う利用メリット、費用面、導入事例などをまとめてご紹介します。

【Shopify】飲食店通販におすすめできるポイント

Shopify(ショッピファイ)は、世界シェアNo.1シェアを誇るネットショップ作成サービスです。2004年カナダで生まれ、世界175カ国以上で展開中。多言語、多通貨対応など越境ECとしても有名なサービスです。

海外発ですが、管理画面もサポートセンターも日本語対応してますので安心して使えます。ネットショップサービスの中でも最安レベルのコストでプロレベルまで対応できる本格派。総合的にいちばんおすすめできるネットショップです。

具体事例-飲食店

まずは、どんな通販サイトが作れるのか、飲食店のShopify導入事例を見ていきましょう。※公式サイトより抜粋

BASEFOOD

ショップ記事
フードテック業界で有名な会社。「完全栄養食」を提供していて、会員ログイン機能やリピート購入機能を実装。

ゴーゴーカレー

ショップ記事
有名カレーチェーン。こちらも定期便を実装。また日本的なお中元・お歳暮などのギフト販売にも対応。

Kurand

ショップ記事
先進的に日本酒を販売。世界でひとつのオーダーメイド販売にも対応。

どこもオリジナル開発したみたいに、ブランドの世界観がたっぷり。テンプレート感なんて全然ないので、お店の個性をしっかり打ち出していけそうですね。

カスタマイズ性の高さはショッピファイを使う最大の利用メリットでもあります。

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Shopifyの基本データと導入費用

Shopifyは月額費用がかかるタイプの有料ネットショップです。とはいっても、いちばん下のプランで9$(約1,000円程度)から。

プラン費用以外に初期コストも販売手数料もかからないので、コンスタントに売っていきたい飲食店にとっては費用メリットあり。

おすすめ度 ★★★★★
サービス名Shopify(ショピファイ)
運指会社Shopify Japan 株式会社
特徴世界シェアNo.1。導入。維持費用の安さに対して、群を抜くカスタマイズ性の高さ。
初期費用0円
月額費用選べる5プラン(9ドル~)
決済手数料3.4%~
最低契約期間1ヶ月〜
ゆりねぇ
音楽アプリ「Spotify(スポティファイ)」とよく間違われるそうです...笑 Shopify(ショピファイ)ですよ〜

料金・プラン

Shopifyの料金プランは、全部で5プラン。その中でも主要なプランが下記3プランです。

上記主要3プランの他に、ウェブサイトにショッピングカート機能を追加できるタイプのライトプラン$9、本気の自社開発にも耐えられるShopify Plus$2,000プランがあります。

プランの違いとおすすめのプラン

「まずははじめてみよう」という段階なら29$のベーシックプラン、「本格的に通販事業を伸ばしてくぞ」という意気込みなら79$のスタンダードプランがおすすめです。

ゆりねぇ
ベーシックとスタンダードの違いは、主に「レポート機能」です。

どちらのプランもネットショップの機能性としては同じように利用できますが、詳細なレポートを閲覧できるのはスタンダード以上のプランです。

【閲覧できるようになるレポート内容】
・販売レポート
・POS販売レポート
・利益レポート
・顧客レポート

導入初期段階や小規模ビジネスでは、ベーシックでも全然OK。売上が順調に伸びて負担が少なくなるようであれば、本腰を入れてグレードアップする感じがよさそうですね。

決済対応状況・手段

次に決済対応状況について確認していきます。通販の売れ行きを左右する部分なので、対応している決済手段は多い方がいいですよね。ここもShopifyを選ぶ理由となる部分です。

クレジットカード代金引換
コンビニ決済銀行振込
後払い決済キャリア決済
AmazonPayGoogle Pay
ApplePay楽天Pay
PaypalPayPay
StripeSquare

楽天PayとSquareが使えないくらいで、ほとんど決済に対応しています。さらにいちばん使われるクレカの決済手数料もネットショップの中で最安レベルです。

下記は無料のネットショップと比較した料金表です。

 ShopifyBASEカラーミーショップ
導入コスト無料無料3,300円
月額料金ベーシック:29ドル
スタンダード:79ドル
プレミアム:299ドル
無料フリー:0円
レギュラー: 3,300円
ラージ:7,945円
販売手数料無料3%無料
決済手数料Visa,Master,diners:3.4%
AMEX,海外:3.9%
JCB:4.15%
参照>>
Visa,Master,AMEX,JCB:3.6%+¥40
参照>>
Visa,Master,diners:5.5%+1,300円
JCB/AMEX:5.5%+500円
参照>>
振込手数料無料250円無料
事務手数料振込金額が2万未満:
500円
振込金額が1万未満:
275円
無料
入金サイクル最短5営業日
(翌金曜日)
月末締め
翌々月20日払い
月末締め
翌々月20日払い
独自ドメイン無料無料1,100円
インスタ連携無料無料550円
公式サイト詳しく見る
詳しく見る
詳しく見る

クレジットカード手数料は最安、販売手数料もゼロなので、1商品あたりの単価が低くなりがちな飲食系の通販でも、十分に利益の出せる設定がうれしいです。

システムとしては、「Shopifyペイメント」というShopify独自の決済システムを利用します。

Shopifyペイメイント以外を利用すると手数料が2%上乗せとなります。一応頭の片隅においておきましょう。

別途発生する費用

このようにShopifyは月額コストが発生するにせよ、とてもリーズナブルに利用できるネットショップサービスです。

プランや決済手数料以外に料金が発生するとしたら、下記です。

・有料テンプレート
・有料アプリ

どちらもShopifyをカスタマイズをして、よりデザイン性や機能性を高める際に発生する費用です。利用したいと思ったらかかる費用なので、自分でどうするか選べます。

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Shopifyの制作・デザイン

では、ここからショップの制作について見ていきます。

ショップデザイン

Shopifyは最初の具体事例で見たように、プロレベルのショップデザインが作れます。

テーマ(テンプレート)がびっくりするくらい豊富に用意されているので、選んで中身を差し替えていくだけでOK。初心者でも本格プロレベルの通販サイトが簡単に作れます。

もちろん飲食系のテンプレートも、たくさん見つかります。

ゆりねぇ
グルメ媒体の編集や操作ができるレベルなら、誰でも使えます!

テーマの数は最大級

Shopifyのテーマの数はネットショップの中でも最大級。

・公式無料テーマ:8種類
・公式有料テーマ:100種類以上
・非公式テーマ:1,000種類以上

例えばBASESTORESのテーマ数は50種類ないくらいなので、その豊富さがわかるはず。これだけあれば理想に近いテーマはあるはずなので、デザイン開発などしなくても理想に近いお店作りができます。

飲食店担当者
わぁすごい!これなら超クールなショップが僕でも作れそう...!
ゆりねぇ
ですね!ただ、最初は使いこなせないかもしれないので、無料テーマでシンプルに作ってみることから始めるのがおすすめですよ〜。テーマ見てるだけでもあっという間に1日経っちゃいます...

テンプレートを選ぶ注意点としては、「海外製なので実際に日本語で差し替えてみると違和感があるかもしれない」といった点です。

もちろん、HTML・CSS編集はデフォルトでできますので、テーマはそのまま文字の大きさだけ変える...なんてことは難なくできます。

機能性や拡張性

さらに、Shopifyはいちばんの強みはここから。機能性・拡張性が非常に優れているところです。スマホに自分の好きなアプリを追加して使っていくのと、同じような感覚ですね。無料も有料もあります。

追加アプリ
>Shopify app store
基本のショップ機能に、好きな機能をアプリを追加してショップをカスタマイズ。
数千を超えるアプリがあり、やりたいことが全部実現できる。
ただし、日本語化されているものはまだ少ないため、利用難易度は少し高め。
API開発自店舗独自のを行いたい場合に利用する開発専用の機能。
上級レベル以上で使う機能なので補足までに。

追加するアプリの定番としては「予約販売」「定期販売」といった販売に関する機能、「インスタグラム連携」「POSレジ連携」など外部連携に関する機能、などです。

POSレジ連携ができれば顧客データも取れるので、今の飲食店のトレンドである「顧客データの活用」みたいなとこも、対応していけますね。

楽天やAmazonとの連携も可能

また、楽天やAmazonとの在庫連携も可能です。ゆくゆく本格的に通販事業を拡大していくためには、絶対にあると便利な機能ですね。他のASP型ショップではこれらの機能はまだなく、「ネクストエンジン」といった外部在庫管理サービスを使っているのが現状です。

独自ドメイン設定

ネットショップにドメインを設定・指定する方法をご紹介

公式ショップに必須の独自ドメインも、Shopify内で取得できます。外部のサーバーやドメインサービスを利用しなくてもいいので簡単。

※制作の具体的な流れは、下記の記事でまとめてます。

[nlink url="https://foodtrip.tokyo/6265/"]

サポートは日本語対応OK

最後にサポートについても、確認しておきましょう。Shopifyは海外製サービスですが、サポートは日本語対応してくれているので安心して利用できます。

【サポート対応状況】
・電話※日本語対応OK
・メール※日本語対応OK
公式コミュニティ
Shopifyブログ
Youtube
ウェビナー(英語のみ)

サポートが充実しているのは、有料ネットショップの強みですね。ブログを読むだけでもかなり勉強になります。

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はじめてでもプロ級通販サイトが作れる

Shopifyの紹介は以上です。

総合的に見て、Shopifyははじめて通販サイトを作る飲食店にもおすすめできます。特に、Shopifyを導入したほうがいいお店は下記となります。

  • 通販事業に本格的に取り組んでいきたい
  • はじめはゆっくりでも、のちのちしっかり拡大していきたい
  • 今後WEB事業やデジタル販促に力を入れいくつもり

こんな飲食店には文句なくおすすめできます。

一方で、「お試し導入・現状の補填」という意味合いで通販サイトを検討しているなら、簡単&固定費無料のBASEがおすすめです。Shopifyと同じようなことはできますので、そこからはじめてみてください。

Shopifyは14日間無料体験できるので、お気軽にどうぞ。

Shopify

・合計コストが最も安い
・購入される仕組みが整ってる
・初心者〜プロレベルまで全カバー

飲食店向けおすすめNo.1ネットショップはShopify。月額費用は29$のみで、販売手数料も初期導入コストもかかりません。最もリーズナブルに使えるのに購入させる仕組みが整っている上、楽天やAmazon連携OK。とりあえず導入してあとあと拡張していきたいお店にもぴったりです。

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ゆりねぇ
ありがとうございました。下記も合わせてご確認ください。

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ネット通販をはじめよう!

飲食店のネット通販はゼロ円スタートOK!はじめてチャレンジの方はBASE、本格参入の方はShopifyで。新たな販路を開拓していきましょう。ネットショップの選び方や営業許可など、ポイントが抑えられる記事を揃えました。

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BASE ★★★
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STORES ★☆☆
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Squareオンラインストア ★☆☆
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Shopify ★★★
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カラーミーショップ ★★☆
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Make Shop ★★☆
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楽天 ★★☆
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Amazon ★☆☆
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Yahoo!ショッピング ★☆☆
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