新規開業

【飲食店開業のレジ選び】無料のPOSレジスタートで問題なし

5月 24, 2021

出前館の固定報酬制は2022年現在廃止されました。ご注意ください。最新情報は公式サイトにてご確認ください。

飲食店開業時に必要なレジ導入についてまとめました。個人店開業ならまずは無料で使えるPOSレジを導入すればOK。

開業したい人
レジ&キャッシュレス決済ってどれを導入したらいいのかな?たくさんありすぎて何を比べたらいいかわからない…

こんな方は今日紹介する「Airレジ」「Square」のどちらかから選べば大丈夫です。

【飲食店開業のレジ選び】無料のPOSレジでゼロ円スタート

無料で導入できるPOSレジだと、候補になるの「Airレジ」「Square」の2つから選ぶことになります。

そして、ざっくりわけると、

・来店重視なら→Airレジ
・オンライン販売も重視なら→Square

で選ぶのがおすすめです。

※その他、「スマレジ」「ユビレジ」など10種類以上もPOSレジがありますが、有料にしないとできることが限られます。

Airレジ

Airペイと一緒に使えば、キャッシュレス決済もスムーズ。

Airレジはリクルートグループの飲食店・小売店向けPOSレジ。導入費用はゼロ円です。

キャッシュレス決済「AirPAY」やオンライン予約システム「Airリザーブ」と連携できることが特徴。リクルートグループならではの一元管理ができることがメリットです。

Square

スクエアはtwitter創業者のジャックドーシー率いる米初決済システム。やはりというべきか、洗練されたスタイリッシュなモデルが目を引きます。

他の決済システムとの違いとしては、オンライン販売・Eコマースに力を入れている印象。さまざまな外部サービスと連携しているので、使い勝手のよさが感じられるPOSレジです。

いずれもPOSレジ利用料は無料。ガチャレジはやめてデフォルト導入しておくのがおすすめです。

POSレジを入れておくと便利な理由

旧型(レジスタ)も検討している方もいるかもなので、念のため。

個人店でもPOSレジは必ず導入しておきましょう。

POSレジのメリットはとても大きく「POS革命」と言われているくらいです。

  • メリットその①:キャッシュレス決済が簡単導入できる
  • メリットその②:締め作業が簡単になる
  • メリットその③:顧客データが取れる

キャッシュレス決済はいうまでもなく超重要。売上にダイレクトに影響します。

JP_MMD_ConsumerSurvey_06
「3人にひとり」はキャッシュレス決済がないことで行くのをやめるとのデータ

POSレジそのものと、キャッシュレス決済端末は厳密には別ものなのですが、決済の使い勝手も含めて検討しちゃいましょう。キャッシュレス決済が中心になると締め作業も簡単に。ぱっと締め作業して上がれます。

顧客管理はこれからの飲食店の最重要課題

そして、これからの飲食店は、顧客データが超重要になると言われています。

この本にも書いてありましたが、コロナ禍で売上をあげれた飲食店がやっていたのは「顧客へのダイレクトマーケティング」。

こういった顧客データは、まさにPOSレジから取得できるものです。

ではここから、それぞれの比較をしていきますね。

POSレジ導入費用比較

POSレジ自体の利用は無料でできますが、周辺機器を揃えるためにはお金がかかります。

 AirレジSquare
POSレジ導入費用0円0円
周辺機器導入費用iPad 38,280円
キャッシュレス端末 0円(キャンペン中)
ドロワ一体型プリンタ 60,280円
ロール紙 3,234円
---
合計101,794円
iPad 32,980円
キャッシュレス端末 7,980円
ドロワ一体型プリンタ 59,800円
ロール紙 2,280円
---
合計:103,040円
キャッシュレス
決済手数料
3.24%〜3.74%3.25%〜3.95%

最低限必要な機材を揃えた場合には、費用としてはとんとん。どちらもだいたい10万円程度かかります。

超個人店ならドロワーすらなくても大丈夫だったりしますが、まぁあったほうが便利なので導入するなら上記くらいの費用感にはなります。

ほかにもたくさん周辺機器が選べるので、一度公式サイトでチェックしてみてください。

Airレジ
Square
ゆりねぇ
見た目としてはスクエアの最新製品「スクエアターミナル」が超絶スタイリッシュ。スクエアターミナルで紹介しているのでみて見てください。

タブレットは中古やリースもあり

POSレジの導入に必要なiPadですが、デリバリーサービスなどもタブレットが必要なので、1つのお店につきタブレットは最低2台は必要です。

タブレット導入は今や飲食店にとって必須のアイテム。初期費用を抑えたいならレンタルや中古でもOKです。

POSレジサービスでセット購入すると3万円代、Uber Eatsなどからレンタルすると1,700円程度、タブレット貸し出し専門サービスなら1ヶ月1,000円程度から使えるようになります。無理して購入しなくてもまずは大丈夫かなと。

スマホレンタルなら「みんなのスマホ」
iPadが超格安1ヶ月1,078円からレンタルできるサービス。

キャッシュレス決済の違い

では、ここからキャッシュレス決済の違いについても説明しておきますね。

AirPAY(Airレジ)とSquareの決定的な違いは「QRコード決済ができるかどうか」です。

QRコード決済は、AirPAYはほぼ全て対応していますが、Squareは非対応。ここが大きな違いですね。

なので、オールインワンで済ませたいならAirPAY一択。Squareの場合は追加で「PayPay」の導入などをして対応する必要があります。

じゃぁ「Squareのメリットなんてないじゃないか」というとそんなこともなく。Square決済のメリットは「オンライン会計リンク(非対面決済)+ECサイト無料導入可能」といった他にはない最先端の決済スタイルを実現しています。

ゆりねぇ
オンライン会計リンクはつまり「LINEなどメッセージでリンクを送るだけで、決済できるシステム」です。

ということで、どちらがおすすめかというと、こんな感じになります。

来店主軸→Airレジ
オンライン販売主軸→Square

とはいえ、実はAirレジとSquare決済は連携しているので、POSレジ選びに迷ったらとりあえずAirレジを入れておけばOK。あとは決済部分だけじっくり考えてみれば大丈夫です。

バックヤード管理もPOSレジ選びの基準となる

さらに、もうひとつPOSレジ選びの基準として知っておきたのが「バックヤード管理」部分。勤怠管理や会計ソフト連携と言ったことが無料POSレジでも実現できるのです。

 AirレジSquare
モバイルオーダー
席予約×
仕入れ管理
×
スタッフ管理
会計ソフト

この2つのPOSレジは、他社サービスとの連携がどんどん増えているまっただ中なのです。一部有料だったりするので、そのあたりの連携を含めて、総合的な使い勝手を重視して導入を決めるのがおすすめです。

Airレジ連携例
ゆりねぇ
POSレジを外部連携させて賢く使うと、仕事時間の短縮につながります。

どちらのPOSレジも、CSVファイルで売上データや顧客情報が落とせるので、あとで切り替えたいといった要望にも答えられます。

POSレジ比較まとめ

POSレジの選び方は以上です。まとめると、

・個人店でも必ず導入
・無料のPOSレジ「AirレジorSquare」で十分
・来店重視ならエアレジ
・オンライン販売重視ならスクエア
・迷ったらとりあえずAirレジ入れておけば大丈夫

です。

どちらも多機能なので、まずは公式サイトでできることをチェックすることから始めてくださいね。

Airレジが気になる方はこちらから
Squareが気になる方はこちらから

・・・

はじめての飲食店開業7ステップ

出店経験者が教える初心者向け飲食店開業講座。 7つのステップを段階毎に丁寧解説。リアルな経験談を交えつつ、はじめての開業でも失敗しないノウハウをぎゅっと詰め込みました。気になるところからぜひどうぞ。

番外編:開業に役立つおすすめ書籍
番外編:開業に必要な資格許可リスト

ゆりねぇ
合わせて人気の記事を紹介します。社会の変化に合わせて、デリバリー&テイクアウト、ネット通販を始める飲食店が急増中。開業準備と合わせて、ぜひ見てってくださいね。
カテゴリおすすめ記事
デリバリーフードデリバリー5社比較
UberEats出店方法
ゴーストレストラン出店方法
ネット通販ネットショップ10社比較
ネット通販の始め方
ShopifyとBASE比較
開業アイテムキャッシュレス決済
ホームページ作成
画像編集ツール

-新規開業
-