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中国モバイル決済「アリペイ」史上初。日本の飲食店の即予約が可能に

2月 5, 2020

出前館の固定報酬制は2022年現在廃止されました。ご注意ください。最新情報は公式サイトにてご確認ください。

お隣中国のテック巨人アリババが展開するモバイル決済「アリペイ(支付宝)」から日本の飲食店の即予約が可能になりました。

フードテック領域で飲食店向けに集客支援サービス「ビスポ!」を提供する株式会社Bespo(所在地:東京都港区、代表取締役:高岳 史典)は、中国最大のモバイル決済サービスアリペイ(Alipay)と協力し、アリペイのユーザー向けに日本国内にある飲食店の即時予約サービスを2020年2月初旬より順次提供します。アリペイ上で日本の飲食店が予約できるサービスを提供するのは初めてです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000037061.html

アリペイが支える飲食店や小売店はすでに存在していますが、アリペイから直接予約ができるサービスは国内では初とのことで、今後の動向が気になるところです。

アリペイは中国ではすでにインフラと化しているサービス。モバイル決済だけでなくオンラインショッピングや飲食店の予約はもちろん、銀行機能も備える生活必需アプリです。日本でいうPayPayが今目指しているスーパーアプリのモデルがアリペイと言えるでしょう。

インバウンド対策と切っても切れないのがこのアリペイ。まだ認知度の低い「Bespo」ですが、すごいですね。改めてBespoについて深掘りしてみたいと考えています。

中国とのグルメサービス連携といえば「食べログ×大衆点評」が比較的有名。今後の外食市場は中国インバウンドの取り込みが明暗を分けると言えそうです。

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