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【5月特集】オンライン飲み会を飲食店で導入するには?これを見れば基本準備はカンペキ

5月 21, 2020

出前館の固定報酬制は2022年現在廃止されました。ご注意ください。最新情報は公式サイトにてご確認ください。

誰もが予測していなかった緊急事態宣言による2ヶ月に渡る自宅待機期間。そんな中ホットトピックとして急上昇した「オンライン飲み会」は、新しいコミュニケーションの形として一躍注目を集めています。

このオンライン飲み会、実は飲食店にとって売上拡大のビッグチャンスとなりそうです。特に今後オンライン活用を積極的に拡大していきたいとお考えの飲食店様は、オンライン飲み会導入を前向きに検討してみてください。

オンライン飲み会の全てをお届けする第3回。新たな売上を確保するアイディアやオンラインの効果的な活用方法や取り組みを、一緒に探っていきましょう。

オンライン飲み会導入の準備と手順

前回の記事でさまざまな飲食企業のオンライン飲み会導入事例をチェックしました。次に具体的に飲食店で導入するための準備を手順ごとに確認していきます。お店に足りないオンライン環境を整えてしまいましょう。

オンライン環境整備前に。まずは企画をたてる

まずは企画から取りかかります。戦略やターゲットによって使うべきオンラインツールを変えた方がいい場合もあるからです。省けるところは省いて最速で導入準備を進めていくのが最善策。できないことは潔くスキップするのも大事なことです。

・オンライン飲み会導入の目的(売上50万UPなど)
・誰に参加してほしいのか(新規客・既存客など)
・どんな商品を売るのか(お店の看板商品など)
・どんなタイミングで開催するのか(定期開催など)

まずはこのあたりをできるだけ細かく固めていきます。売上の目標金額やペルソナ設定はできる限り具体的に決めていくのがセオリー。ここでオンライン飲み会の目的を明らかにすることで、必要なオペレーションもクリアになります。

①宣伝用サイトを準備(公式HP/SNS)

オンライン飲み会で売りたい商品が決まったら、次は宣伝用サイトを準備します。オンライン飲み会に参加してもらうための宣伝やファン作りには必要不可欠。

準備するのは「公式ホームページ」または「SNS公式アカウント」のどちらか(もちろん両方あるのがベター)。すでになにかしらアカウントを持っている場合が多いと思うので、普段のお店の情報をどんどん更新してファンづくりをしておきましょう。

【公式ホームページ】
・WEB制作ツールで作る(WIX、ペライチ、jimdoなど)
・ぐるめ媒体で作る(食べログ、ホットペッパー、toretaなど)

【SNS】
・instagram(外部との連携機能が充実)
・Facebook(多くの情報を配信できる)
・twitter(拡散されやすい)

最近はとても簡単にWEBサイトを作れるツールが充実している一方で、ぐるめ媒体を公式ページ替わりに使うのも簡単でおすすめです。利用ユーザーが多いのでお店のページを見つけてもらいやすくなる上、ネット予約も使えるようになります。

SNSを公式アカウントとしてしっかり運用していくならinstagramが断トツにおすすめです。ぐるめ媒体との連携が可能で、最近ではUber Eatsとの連携もスタートしました。

[nlink url="https://foodtrip.tokyo/2550/"] [nlink url="https://foodtrip.tokyo/2564/"]

②商品販売用オンラインショップを準備

次に「商品販売用オンラインショップ」を作ります。こちらに該当するのが以下。オンライン飲み会の企画内容によって適切なプラットフォームを選びましょう。

【商品販売用サイト候補】
・デリバリープラットフォーム(Uber Eats、出前館など)
・通販用ECサイト/ネットショップ(BASE、STORES、Shopifyなど)
・オンラインモール(Amazon、楽天など)

常連さん中心のプチオンライン飲み会なら、デリバリープラットフォームかテイクアウトで対応できます。事前にSNS等でお知らせして購入を促すだけでOK。

新規のお客様狙い、もしくは本格的にオンライン飲み会で収益を伸ばす目的があるなら、ECサイトを作ったりAmazonや楽天のようなモールへ出店して、だれでも事前に商品を購入してもらえるような仕組み作りが必要です。

ECサイトの利用コストはサービスによってさまざまなので、そのあたりも同時にリサーチを進めておきましょう。

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③オンライン飲み会用ツールを準備

ここまできたら、いよいよ動画でつながるためのオンライン飲み会用プラットフォームを準備します。

・LINE
・zoom
・skype
・whereby
・googleハングアウト etc

よく耳にするのが「LINE飲み」「zoom飲み」。LINEは内輪のみにはとても手軽ですがビジネス利用にはzoomがおすすめです。オンラインビデオ会議システムはこの機会にかなり激戦区化しました。下記でまとめたのでどうぞ。

[nlink url="https://foodtrip.tokyo/2621/"]

まとめ

  • ファンづくりのための公式HP/SNS
  • 商品販売用オンラインショップ
  • オンライン飲み会用ツール

ここまで準備できればあとは企画を運用していくだけです。おつかれさまでした。文字にするとずいぶんややこしいですが、全て一旦アカウント等を作ってしまえばあとはとても簡単。最近のオンラインツールは操作感がとても直感的で、とても使いやすいです。お急ぎなら今登録済みのものだけでミニマムで始めてみてください。少しずつブラッシュアップしていけば大丈夫です。

次の記事では補助金の活用方法をご案内してます。合わせてご覧ください。

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