楽天LIVEセミナーに参加してきました。飲食店が楽天へ出店する際の比較検討材料になる情報だけをまとめてます。
2021年最新情報なので、これから通販本格参入を考えている飲食店担当者様に、ぜひともご確認いただきたい内容です。
こんなことがわかります
- 楽天の特徴
- 楽天の料金体系
- 楽天の開設手順
こんな方向けの内容
- 楽天の特徴や料金について知りたい方
- 他モールのと違いが知りたい方
- 出店方法について知りたい方
楽天の特徴と強み
楽天は食品シェアが大きい
楽天へ出店する際に強みとなるのがまずこちら。
楽天はインターネット通販の3割弱をシェアしている超強力モール。さらにその中での「食品・産直品」のシェアは4割に達しています。
また、楽天は「地域にお店を出す」ような感覚と近いので、個性のあるショップを作ることができます。Amazonは「スーパーに食品を卸す」のと近い感覚ですね〜。
ですので、飲食店がお店のブランドを打ち出してネット通販をしたい場合、相性がいいのは「楽天」となります。
ページのカスタマイズOK
実は楽天の見慣れたフォーマットだけではなく、ホームページのように0からページデザインを作り込む機能が利用できます。自社EC的な見せ方もできますね。追加料金なしで利用OKです。
楽天の料金体系
いちばん気になる料金はここから。ちょっと複雑です。
月額出店料は選べる3プラン:19,500円〜
楽天では3つのプランが基本出店料です。
いちばん安価な「がんばれ!プラン」は月額19,500円から。また、月額料金に加え「販売手数料(がんばれ!プラン3.5~7%)」が発生します。
販売手数料の料率はびっくりするほど細いので、ここではお伝えしきれません...出店申し込みページから確認できますので、各自ご確認お願いします。
プラン選びのコツは販売見込み金額:140万円
プラン選びの目安となるのは、販売見込み(目標)金額です。分岐点は月商約140万円。
1年毎の契約になりますので、初年はがんばれ!プラン→140万円達成したらスタンダードプランに切り替えるのがおすすめです。(1年利用後は、半年毎に更新可能)
全プラン共通でかかる費用
ショッピングモール型なので、月額料金&販売手数料以外にも諸費用発生します。これはAmazonなど他モールでも同じです。モール型に出店する際に確認すべき重要項目のひとつとして、必ずご確認ください。
実際に使ってみないと合計コストのイメージ掴みにくいですよねぇ...。
本当にざっくりですが、100万円売れた場合にかかる月のランニングコストを試算しました。目安としてご理解頂けると助かります。
【がんばれ!プラン】合計約104,500円
・月額料金19,500円
・販売手数料 約60,000円(6%)
・システム利用料 約60,000円(6%)
・楽天ペイ 約35,000円(3.5%)
ということで、ここまでの料金体系のまとめがこちら。
ここまでが、楽天の基本的な特徴と料金体系です。このレベルまで理解しておけばまずはOK。あとは時間のある時に、細かい点を確認していきましょう。
楽天出店までの流れ
では、最後に出店までの流れを確認して終わりにします。
申し込みから出店までは2ヶ月程度は見ておくのが安心です。
- 商品準備
- バックヤード管理
- 梱包・パッケージ準備
- 配送
- ページ制作
主に取り組むべき項目はこのあたり。楽天では1店舗様に対して1人ECコンサルタント担当がつきます。2ヶ月の間しっかり準備して、初月から売れるようなショップ作りを目指してみてください。
早めの準備を徹底
ここまで見てきたように、モール型はASP型と比較すると100倍くらい確認ボリュームがあります。ですので、出店を少し検討し始めた段階で、内容確認をすることがファーストステップとなります。
コスト負担や作業負担は確かに大きいですが、食品業界のマーケットシェアはぐんぐん伸びています。今が始めないと、なタイミングかもですね。
先日LIVEセミナーに参加した際には、担当の電話フォローつきで不明点もしっかり確認することができました。
楽天の出店用ページでは、かなり細かな料金体系まで掲載されています。ここまで紹介した内容をより具体的に知りたい方は、ご確認をお願いします。
では素敵な楽天ライフを〜。