デリバリー

Googleトレンドで分析。すでにテイクアウトよりランチ需要が高まっていることが判明

6月 22, 2020

出前館の固定報酬制は2022年現在廃止されました。ご注意ください。最新情報は公式サイトにてご確認ください。

緊急事態宣言が解除され、6月から一斉にスタートを切った飲食業も多い中、テイクアウトへの注目が断トツに高い状況です。アナログに店頭でチラシを手配りしたら、「1日100食も売れた」とかそんな話も小耳に挟みました。

一方でこのテイクアウト特需がいつまで続くのか、というのが一番気になる所ではあるでしょう。そこで、まずGoogleトレンドで6月3週目現在のテイクアウト検索ボリュームを調べてみました。

6月3週目現在のテイクアウト状況

青がテイクアウト、デリバリーが赤、ランチが黄色

青のテイクアウトがある日を境に一気に伸びたことがわかります。伸びの初日は4月1週目、そして天井に達したのが5月1週目です。そこからは急激に検索が減っていますが、元の検索数の4倍くらいは検索されています。「新しい生活様式」という言葉が広がっていますが、テイクアウトも認知が広がり、新しい生活様式の一部としてある程度浸透したと言っても良いでしょう。とはいえ、すでにランチ検索の方が上回っていることに注目です。

デリバリー検索はほとんど変化なし

意外なのがデリバリー検索の伸びがほとんど見られなかったこと。UberEatsや出前館もこの機会に爆発的に広がったのかと思いきや、それは一部の人たちの間だけだったのかもしれません。この検索数を見る限りでは、何ヶ月待ちもして高い手数料を払ってまでデリバリーを導入することはないかもしれませんね。まずは手元でできることから始めるのが正解です。

すでにランチ需要が戻ってきている

そして最後に注目すべきは、黄色のランチ検索です。緊急事態宣言解除が発表された5月の最終週から一気に検索ボリュームが増え始め、あっという間にテイクアウト検索の約2倍となっています。

まだまだ人が戻らないと嘆く声も聞こえますが、すでに人が戻り始めているエリアに飲食店を構えているなら、さっさとランチ客取り込みに戻った方が良さそうです。(もちろんテイクアウトも継続しながら。)

私も今月からテレワークもフレックスもない通常勤務へ戻っていますが、ランチは必須。いつも空いてるお店を探していますし、なじみのお店がやっていなかったら新しいお店を開拓しようとも考えます。夜が厳しいならまずはランチ。ランチはビジネスマンのひとときのオアシス&仕事中の唯一の楽しみです。ぜひがっつり営業してください。

注目のテイクアウト

合わせて急激に検索数が増加しているキーワードを見つけたので紹介します。

「二郎×テイクアウト」

行列でおなじみのラーメン二郎では「生麺、チャーシュー」がテイクアウトできて話題の一品。スープもタッパー持参でOKの神対応。二郎のしっかり極太ラーメンをお家で好きなようにアレンジできて、ジロリアンにはたまらないサービスでしょう。ラーメン屋さんのテイクアウトは地味に女性には嬉しいです。麺系飲食店さんからクオリティ低下が嫌だと相談を受けますが、ぜひ真似してみてはいかがでしょう?

「木曽路×テイクアウト」

しゃぶしゃぶの老舗全国チェーン木曽路もテイクアウト参戦中。親世代にも喜んでもらえるはず。お弁当もしゃぶしゃぶセットも対応しているので、ちょっと高級な気分に浸りたいときに利用したいテイクアウトです。これから迎える夏時期に戦々恐々としている鍋系飲食店様はぜひ参考にしてみてください。

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テイクアウト&デリバリー参考書籍

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