今日も元気ですかー?Uber Eats 導入実際どうなんでしょ?知り合いのバカ売れ飲食店オーナーに"ホントのところ"を聞いてきましたよ〜
メリット・デメリットは上記図解の通りです。今回は「売れない」っていうお悩みはおいといて、一定レベルでコンスタントに売れた時の想定で読み進めてくださいねん。では、さくっと説明していきます。
もくじ
Uber Eats 導入 5大メリット【コスト¥0】
その1. ほんとに導入コストゼロ
初期費用も一切不要だし、契約期間の縛りもなし。固定費を一切かけないで販路を広げられるのは最高でしょ。
Uber Eats はじめ、デリバリープラットフォームは軒並み導入コストがかからないうれしい現状です。WEB登録だけで販路を広げられるって素晴らしいですよね。
>レストランパートナー加盟手順
>デリバリープラットフォーム8社比較
その2. 設備投資もほぼゼロ
今あるリソース(設備・人材・食材)ではじめられるから、設備投資はほぼゼロ。テイクアウト容器代はかかるけど、普段の営業でもお皿買うし想定内の経費。
Uber Eats はタブレットのボタンをオンオフするだけ。ひとりオーナーのお店でも、まずはお試しからというお店も、受注できる範囲からはじめられます。
使い方に慣れるまでは、店内のピークタイムはオフ、アイドルタイムにオンにしておく...なんて気軽なチャレンジからはじめられますよ。
その3. 食材ロスが減る
うちはお店のメニューをそのままUber Eats で売ってます。だから売れれば売れた分だけ食材ロスが減る。
「一定数売れるまでは、逆に売上目処が立ちづらいかも...」な前提条件付きです。ある程度売れてくると、曜日や時間で人気の時間が見えてくるので効率的に食材を回せるそうです。
こちらのお店はもうブランドが完成されてるので、完全ゴーストで専用メニューを開発するなら違う戦略は必要かもしれません。
その4. 売上分析ができる
いつなにが何食売れたからデータで見れるからラク。伝票集計みたいな手間は一切なしなのが良い。
Uber Eats にはレストランマネージャーという管理機能がついています。そちらログインするだけで売れ行きがデータでずらり揃っています。
もし今まで〆計算で手動カウントしてたりしたら、とってもラクになることを実感できると思います。
その5. お金の管理がラク
売上からUber Eats の経費を引かれたものが銀行に振り込まれる。入金の手間がなくてお金周りはかなりラク。
Uber Eats は週に1度の海外チックな振込スタイルです。短いサイクルで入金があるのは、このご時世ほんとに助かりますね。売れなかったら特になにもないので、ほんとに安心のシステムです。
Uber Eats 導入 5大デメリット【要:自社配達対策】
その1. 手数料35%は高い!
わかっちゃいるが、やっぱり35%は高い。テイクアウト(12%)も出るけど圧倒的にデリバリーが多いからね。
手数料35%を少しでも緩和するためには、テイクアウト&自社配達(各12%)戦法がとれます。テイクアウトは別途店内販促するしかない。&自社配達のために人も雇うのも微妙なところ。
35%手数料はおまかせしちゃったほうがラクな絶妙ラインなのかもしれません。でもスタッフさんも配達パートナー登録しとけるので、ヒマなときはさくっとお届けにあがっちゃうのがいいですね。お店チャリ準備しときましょう。
その2. 雨の日が売れない
雨の日配達パートナー見つかりづらくて、機会損失感はある。
ユーザーとして使っててもわかりますが、雨の日はほんとにクローズしてる店舗多いですよね。配達パートナーが一般人だからこそでしょう。雨の日はプロ配達員がいる出前館のほうが強いようです。
雨の日問題を解決するには、これまた自社スタッフを配達パートナー登録しておくこと。もし対応可能ならひとり勝ちです。
その3. 関係ないクレームある
配達パートナー起因のおこぼれ問題とか、お客様が店舗勘違いしてのクレームもチラチラある。
配達パートナー起因の問題はよく取り沙汰されてるのでご存知でしょう。ただ対策しとけば問題なし。そもそも冷めてもOK、レンチン前提、汁物は袋に、などなど、できることはたくさんあります。
ただバーチャルな世界だからか、似た店舗と間違ってクレーム入ることあるそうです。あとは、ゴーストレストラン不衛生じゃないか問題の業界全体の風評被害とか。
店舗があるならそのあたり、クリーンな営業で堂々としてれば大丈夫です。
その4. タブレット地獄
デリバリー複数導入すると、タブレットが増える。狭小店舗は厳しいかもしれない。
Uber Eats 、出前館、menuとプラットフォームを複数導入すると問題になるタブレット地獄。もともとレジ周りスペース狭い店舗はオペレーション整備が必要です。
最近では一括管理できるシステムも登場してるので、困ったらそのとき調べてみましょう。
その5. 人材確保は必要
売れるとデリバリー担当人員は必要。店舗も売れて、デリバリーも売れて、になったら、やっぱりその分の人件費はかかる。
うれしい悲鳴。いくらリソース内でできるといっても、たくさん売れるなら売れたほうがいいし、なんやかんやオペレーション負荷は増えます。これはもう宿命。
マックとか見るとわかりますが、デリバリー専門スタッフいますよね。本気でデリバリー売上取りに行くなら、早めに人材確保に動いておいたほうがいいかもしれません。
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はい、以上となります。なかなかリアルなメリデメわかったんじゃないでしょうか。
とにかく気軽に販路が増やせる一方、ガチ参戦ならしっかり気合い入れてヒト・モノ・配達対策は考えておいたほうがよさそうですね。ではまた〜!
テイクアウト&デリバリー参考書籍
最新情報&より具体的な情報収集は、業界雑誌がいちばんよいです。
Uber Eats 出店の極意シリーズ
【Uber Eats 出店の極意】ーUber Eats の出店にまつわるアレコレをシリーズ化しました。はじめて飲食TRYのオーナー様はぜひご一読ください。現場の声や繁盛店事例をもりもり盛り込んでます。