今日は、こんな方向けの内容です。ネットショップの制作を外注した場合に、どのくらいの費用がかかるのかをまとめました。
なるべくコストを抑える方法を中心に、制作会社を利用する場合の費用相場、そして見積書の中身まで徹底解説します。
もくじ
ネットショップ制作の費用相場【見積書の中身を】
【前提条件】
自社構築型(ASP型)のネットショップを利用して制作する場合
BASEやShopifyなど、今人気の自社構築型ネットショップを使った場合を想定します。
ネットショップ制作費用は10万円程度〜
ネットショップのデザイン制作は、「テンプレート+クラウドソーシングを利用」すれば、10万円程度で制作することができます。
ネットショップのテンプレート:無料~3万円程度
各社、無料・有料どちらも含めて、豊富なテンプレートを提供しています。3万円程度まで予算を広げれば、理想に近いデザインはきっと見つかるはずです。
- BASE 47種類
- STORES 48種類
- カラーミーショップ 46種類
- Shopify 公式:100種類~/非公式:1,000種類以上~
- Make Shop 173種類
テンプレートの数だけでいうと、Shopifyが圧倒的。理想のものが見つかれば、あとは商品画像など中身を差し替えていくだけでOK。これがいちばん簡単です。
クラウドソーシングで外注:3万円〜10万円
テンプレートをさらにカスタマイズしたい場合は、デザイナーを探します。制作会社ではなく、格安で受けてくれるフリーランスにお願いすると、コストを抑えられます。その場合の予算は3万円〜10万円あれば、だいたい見つかります。
気軽に安く頼めるのがココナラ 、登録者数が多いのはクラウドワークス、クオリティが高いのが_ist(イスト)です。
素材の用意:3万円〜10万円
そしてもうひとつ必要なものが、中身の素材(画像+原稿)です。飲食店の場合は宣材写真などたくさんあると思いますので、それを補正して使うのもあり。新規で用意する場合には、カメラマン手配などで費用がかかります。
- 撮影・補正 30,000円~/3時間
- 画像の加工 30,000円~/10枚
- バナー作成 5,000円~/1枚
ネットショップならスマホアプリを使ったり、無料の画像ソフトを使ってお手持ち写真を編集したりすれば、この部分のコストはカットできます。
[nlink url="https://foodtrip.tokyo/2077/"]
[nlink url="https://foodtrip.tokyo/5101/"]
[nlink url="https://foodtrip.tokyo/4274/"]
制作会社へ依頼する場合の費用相場:50万円〜
フリーランスを使えば低予算でショップ制作が可能です。しかし、自分でディレクションすることが基本。仕上がりの良し悪しはディレクションにかかってます。
コンセプト企画や設計から相談したい場合や、全て丸投げしてしまいたい場合は、制作会社も視野に入れましょう。
規模感 | 費用相場 | 内容 |
---|---|---|
小規模サイト | 〜30万円 | 自分主体で動き、ポイントで制作外注などを使う場合。個人店や中小企業のお試し運用。 |
中規模サイト | 30万~100万円 | ある程度の流通量を見込んで、制作会社に全面的にお願いした場合。売れる設計やセールスライティング等を含む。中小企業の公式ショップ等。 |
大規模サイト | 100万円〜 | 上記に加え、オリジナル開発等も含み、がっつりセールス設計する場合。大企業の公式ショップ等。 |
中規模以上になる場合は、フリーランスではなく、制作会社に依頼がおすすめです。費用は上がりますが、ディレクションや素材準備など全て受けてくれますし、売れるショップ作りを手伝ってくれます。
ではさらに、制作会社に頼んだ場合の「見積書の中身」を見てみましょう。フリーランスにお願いする場合も、基本は同じです。
制作に必要な手順・項目
項目 | 内容 | 費用 |
---|---|---|
ディレクション費用 | 企画・コンセプト設計・サイト設計など | 100,000円~ |
導入費用 | ネットショップの開設や設定など | 50,000円~ |
サーバー・ドメイン設定費用 | 独自ドメインの設定など※別途利用料金が必要 | 10,000円~ |
ページ制作費用 | デザイン+コーディングなど開発など。ページ数による。 | 300,000円~ |
ロゴ制作費用 | EC用にロゴリニューアルする場合など | |
カメラマン費用 | 商品撮影や画像補正など | 50,000円~/3時間 |
画像・バナー制作費用 | トップ画像や特集ページのイメージ画像など | 10,000円~/1枚 |
商品登録費用 | 商品の基本登録やライティングなど | 30,000円~/10商品 |
合計 | 550,000円 |
もし費用を抑えたい場合には、できることは自分でやりましょう。例えば、「ロゴはとりあえず今のまま使おう」「とりあえず宣材写真あるから、バナー画像はいらないかな」といった具合ですね。
制作に必要なページの内訳
さらに、作成が必要なページの内訳についても確認しておきましょう。小規模なら★がついているのが最低限必要なページです。
項目 | 内容 |
---|---|
トップページ★ | サイトのトップページ |
商品ページ★ | 商品単体のページ |
お問い合わせページ★ | 商品撮影や画像補正など |
Aboutページ | ショップのコンセプトなどを紹介するページ |
カテゴリページ | 単品、セット商品などカテゴリ毎のページ |
特集ページ | シーズン商品、おすすめ商品毎のページ |
ランディングページ | 特に売りたい商品の広告ページ |
会社概要ページ | 会社情報を記載したページ |
配送方法ページ | 送料や配達方法・支払い方法を記載したページ |
特定商取引法ページ | 特定商取引法を記載したページ |
利用規約ページ | 利用規約を記載したページ |
トップページ、商品ページ、お問い合わせページがあれば、最低限スタートすることはできます。クラウドソーシングで外注する場合は、文字だけで済むところなどは自分で作業すれば、コストが抑えられます。
デザインにこだわるなら、有料ショップがおすすめ
デザインにこだわるなら有料ショップがおすすめです。なぜなら、テンプレート数が豊富で、カスタマイズの柔軟性も高いからです。
無料ショップは簡単に使えることが目的なので、そもそも複雑の構成や設計に対応していません。初心者だと戸惑ってしまうからです。
ですので、デザインやレイアウトにこだわりたい場合は、有料ショップに契約。お気に入りのテンプレートを見つけた上で、さらにオリジナリティを出していくのが正解です。
サービス名 | 特徴 | 公式サイト | テンプレート数 |
---|---|---|---|
Shopify | 月額費用約3,000円〜の有料ショップ。販売手数料なし。デザイン性や拡張性が高く、楽天とも連携できる唯一のショップ。 | 公式サイト | 公式:100種類~ 非公式:1,000種類以上~ |
カラーミーショップ | 月額費用約900円〜の有料ショップ。販売手数料なし。初心者が売れるショップを作るための徹底サポートが魅力。電話、メール、チャットなどが充実。ひとりで不安な方におすすめ。 | 公式サイト | 46種類 |
Make Shop | 月額費用約11,000円〜の有料ショップ。販売手数料なし。流通総額9年連続No.1で、集客力に強み。SEO対策や外部連携もばっちり。通販本格参入のお店におすすめ。 | 公式サイト | 173種類 |
という方は、まずは無料で自作してみて、不自由を感じたら移行しましょう。その際にはきっと過不足が明確になっていると思うので、お金をかけて外注しても無駄にならないです。
無料ショップについては、こちらを参考にどうぞ。
[nlink url="https://foodtrip.tokyo/5178/"]
ネットショップ制作の費用相場まとめ
ここまでで、かなり制作費用について理解が深まりましたね。
どのショップもテンプレートはハイクオリティですし、商品写真にこだわれば予算10万円程度でプロ級のネットショップに仕上がります。
【おすすめネットショップを見てみる】
【制作してくれる人を探す】
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開業資金全般について知りたい方はこちら
[nlink url="https://foodtrip.tokyo/5246/"]
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