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【2020年度版】ぐるめサイト比較!予約媒体はどこを使うべきか。

3月 30, 2020

出前館の固定報酬制は2022年現在廃止されました。ご注意ください。最新情報は公式サイトにてご確認ください。

飲食業界にもIT化が押し寄せる今、切っても切れないのがぐるめサイト。集客の鍵を握ります。自店のホームページをがんばって作っても、ぐるめサイトの方が高確率で見られることはご存知のはず。私見を大いに交えたぐるめサイト比較をお届けします。

媒体規模No.1:食べログ

特徴媒体規模No.1
利用者数1億人UU超
金額1万〜10万円
将来性

ぐるめサイトを使うなら、まず最初に思い浮かぶのが「食べログ」です。ぶっちぎりで利用者数、PV数が高い一方で、利用コストが低いことがその理由。有料プランは4プランぽっきり。最安1万円からネット予約機能も使えるようになります。ネット予約には別途「従量課金」という送金手数料がかかりますが、自店HPを作って導入しようと思っても難しいです。

口コミや星の点数でよく炎上してますが、どうせ書かれるならせいせい堂々と宣伝してもらうつもりでいれば大丈夫。個店なら特に、普段から誠実に対応していれば食べログうんぬんでお客様は離れません。口コミサイトから予約サイトに移行しつつあるので、他との差別化が曖昧に。食べログの良さが失われつつあ流ので将来性△。各種予約台帳と提携していないのも痛いです。

インバウンド:ぐるなび

特徴担当に丸投げでOK
利用者数6千万人UU超
金額1万〜上限なし
将来性

手厚いサポートで大手顧客が多いのが「ぐるなび」です。食べログが基本的に自力作業な一方で、ぐるなびは正会員(5万円)になれば、担当が一通りサポートしてくれます。個店にとっては5万円は正直重いかもしれませんが、団体予約に強いので、宴会が取れるお店なら検討したい媒体です。

今は勢いを失っていますが、楽天と提携=楽天ポイントユーザーの流入見込みあり。さらにはトリップアドバイザーとも連携。一貫して日本の食文化の拡大をうたっていますので、インバウンド対策は他媒体よりも秀でています。各種予約台帳とも提携していますので、今後に巻き返しがあるかもしれません。

クーポン利用:ホットペッパー

特徴クーポン利用の一見獲得に強い
利用者数3~4千万人UU超
金額4万〜18万円
将来性

クーポン利用客そしてネット予約客が多いのが「ホットペッパー」です。比較的低価格なお店や、若年層のターゲットを狙う店舗に相性がいい印象です。また地方にも強いのがホットペッパーの特徴。口コミや店舗数自体が少ない地域では、食べログはあまり機能しません。冊子等が手に入るホットペッパーの強みが発揮されます。首都圏以外ならホットペッパーで競合調査をしてみるのも一つの手。

将来性は△にしましたが、母体がリクルートなので営業力非常に強いです。時代に合わせてどんどん乗り切ってくれることでしょう。

ソフトバンク系列:Retty

特徴従量課金なし
利用者数4千万人UU超
金額1.6万〜5万円
将来性

実名制口コミサイトのRettyはここ1年でホットペッパーやぐるなびといった有名媒体のユーザー数へ追いついた注目のぐるめ媒体です。なによりもYahoo系列(Yahooはソフトバンク系列)なのが強み。Yahooのトップページへリンクが貼られているので、これからもユーザー数は伸びていくと予想されます。

また各社ネット予約には従量課金(手数料)が発生するのがお約束ですが、Rettyは¥0で利用できることも強み。今まだ販促に取り組んでいないのなら、ぜひとも導入を検討したいぐるめ媒体です。

固定料金¥0:Yahooダイニング

特徴固定料金なし
利用者数調査中
金額ランチ100円/ディナー200円
将来性

Yahooと直接連携しているYahooダイニングは、固定料金なしの成果報酬型ぐるめ媒体です。登録には審査が必要ですが、一定数のYahooユーザー流入が期待でき、さらにPayPayとの連動も魅力的な要素です。

キャッシュレス決済シェアを独走中のPayPayとの連携はYahooの強み。ある程度の規模感のあるお店が審査に通るものと思われますが、チェーン展開を考えている(またはしている)なら検討したいぐるめ媒体です。

関連媒体をチェックする

今回は5つをピックアップしてみましたが、この他パッと目にするだけでも10種類以上の媒体がしのぎを削っている状態。どの媒体を利用すればいいかは料金はもちろんのこと、どんな媒体やサービスと連携しているかをチェックすることがおすすめです。

例えばぐるなび、費用は高めですが楽天やトリップアドバイザーと連携→明らかにインバウンド狙いですよね。こんな感じで費用だけでなく、今後取り込んでいきたい分野とのシナジー効果を狙って取捨選択していきましょう。

ただし、無料でお店情報を登録できる媒体がほとんどなので、片っ端から登録できるものは登録しておきましょう。それでは。

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