飲食店のテイクアウトが儲からない→自社予約システムで利益率をあげる方法

今日はテイクアウト注文を自前で受けられる、自社構築の方法についてまとめました。

テイクアウトサービスを外部利用すると10%以上手数料が発生したりしますので、利益がすずめさんの涙になってしまうのが悲しい現状です。

ぶっちゃけ手数料10%以上持ってかれたら儲かるわけがありません。テイクアウトは知ってるお店にお願いすることも多い注文方法なので、注文サイトを自力で作ってみるのも悪くないのではないでしょうか。

ネットショップを利用して注文サイトを作る方法や各サービスの料金を紹介しますので、比較検討にお役立てください。1円でも多く売上を手元に残していきましょう。

※テイクアウト外部サービスを知りたい方は下記からどうぞ。

[nlink url="https://foodtrip.tokyo/2687/"]

飲食店のテイクアウトが儲からない→自社注文サイトで利益率をあげるべき

テイクアウトサービスを作る方法は2020年からの1年で、飛躍的に増えました。というのも、従来飲食専門のモバイルオーダーシステムしか現実的でなかったところ、ネットショップ＆ホームページ作成サービス各社が飲食対応に乗り出したからです。

作り方としては、大きく分けるとこの2つ。

• 飲食専用モバイルオーダーシステムで作る方法
• ネットショップシステムを利用する方法
• ホームページシステムを利用する方法

まとめたのが下記の表。

サービス名	POS連携	デリバリー連携	決済
UPLINK	○	○	○
O:derToGo	○	○	○
iToGO	○	○	○
トレタテイクアウト	○	○	○
GATEモバイルオーダー	○	○	○
TableCheck	○	○	○
Squareオンラインストア	○	○	○
BASE	×	×	○
Shopify	△	○	○
ペライチ	×	×	○
Wix	○	○	○
Wordpress	○	○	○
グーぺ	×	×	○
詳しくは各社のWEBサイトでご確認ください。

※POS連携と決済は外部連携含めて実装できるものを◯、デリバリーは専用機能があるものを◯としました。

個人的なおすすめは、ネットショップシステムを利用する方法です。初心者でも使える簡単な操作性なのに手数料は安く、ホームページやSNSとの連携もスムーズだからです。

それでは、細かく各サービスを見ていきましょう。

飲食専用モバイルオーダーシステムで作る

こんなお店向け

モバイルオーダーサービスは、独立した専用サイトやアプリをオリジナル開発できることが特徴です。飲食店専用なので、来店店舗側の声を反映させやすいのが特徴です。細かなニーズに応えられる反面、制作費用は重め。

サービス名	サービス内容
UPLINK	初期費用：10,000円 月額費用：19,800円 フルカスタムでオリジナルアプリ作成。
O:derToGo	初期費用：要問合せ 月額費用：要問合せ アプリダウンロード不要で利用できるモバイルオーダーサービス。
iToGO	初期費用：300,000円 月額費用：5,000円 フルカスタムでオリジナルアプリ作成。
トレタテイクアウト	初期費用：0円 月額費用：0円 販売手数料：3.6% 予約台帳を提供する企業のモバイルオーダーサービス。
GATEモバイルオーダー	初期費用：要問合せ 月額費用：要問合せ 予約台帳を提供する企業のモバイルオーダーサービス。
TableCheck	初期費用：0円 月額費用：0円 販売手数料：2.7%〜無償利用3ヶ月あり 予約台帳を提供する企業のモバイルオーダーサービス。

後半3つはデジタル予約台帳システムの会社が提供しているサービスです。モバイルオーダー専用サービスとはちょっと違うかもですが、飲食店向けの関連機能＆サポートが充実してます。トータルメリットで検討してみるといいですね。

ネットショップシステムを利用する方法

こんなお店向け

ネットショップ構築ツールを使えば、固定費無料から充実した決済機能を手軽に導入できることが最大のメリットです。システム構築も超簡単で、ホームページやinstagramとの連携は標準装備。集客もしやすいです。

サービス名	サービス内容
Squareオンラインストア	初期費用：0円 月額費用：0円 販売手数料：3.6%~ 小売店向け決済システムのSquare提供。 オーダーはキッチンプリンターに飛ばせるなど使い勝手良し。
BASE	初期費用：0円 月額費用：0円 販売手数料：6.6%+¥40~ 固定費無料でテイクアウト専用機能も完備。 オリT販売など無在庫販売にも対応。
Shopify	初期費用：0円 月額費用：29$~ 販売手数料：3.6%~ 優れた拡張性にファン多し。 あっというまに本格的なショップ構築可能。
その他	STORES、カラーミーショップ、Make Shopなど

店舗向けならSquareがおすすめ。実はトレタテイクアウトと同じシステムで飲食店が使いやすい仕様です。決済手段が現状ほぼクレカのみですが、テイクアウトならそこまで気にならないかも。

ネットショップを使えば、通販と同じシステム内で一元管理できるので運用楽ちんです。

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[nlink url="https://foodtrip.tokyo/5859/"]

ホームページシステムを利用する方法

こんなお店向け

ホームページ作成システムも予約フォームやネットショップ機能を実装できます。決済対応済みのサービスも増加中。販売メニュー数が多くないならこちらでさくっと対応できちゃうでしょう。

サービス名	サービス内容
ペライチ	初期費用：0円 月額費用：0円~ 販売手数料：3.5%~ 集客力の高い縦長ページを作れるサービス。 決済手数料は業界最安値レベル。
Wix	初期費用：0円 月額費用：1,800円〜 販売手数料：3.5%~ 初心者でも簡単に使える使用感抜群のサービス。 他社比較すると、全体的な料金は高め設定。
WordPress	初期費用：0円 月額費用：0円 販売手数料：連携ショップによる 優れた拡張性にファン多し。 ネットショップシステムを連携させるのが簡単。
その他	ジンドゥー、グーぺ　など

注文や決済機能としてはネットショップシステムの方が優秀。ですが、他にもメルマガやブログなど販促機能を使いたい場合もありますよね。そういった場合にはホームページシステムの方が使いやすい場合もあります。

迷ったらWordPressが万能

WordPressはホームページ作成ツールとして有名ですが、本来開発専用の世界シェアNo.1ツールです。

・WordPressそのものを注文サイト化する（WooCommerse導入）
・WordPressに外部のネットショップを連携させる(Squareなど)

上記のどちらでも作れます。ホームページのリニューアルなども含めて考えているなら、とりあえずWordPressを設置しておけば万能です。

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具体案：トータルコストはなんと...3.6%

ここまで見てくるとあまりに注文システムを作れる方法が多すぎますね。わたしの独断と偏見で、個人店規模にいちばんおすすめだと思える方法は下記の通り。

ネットショップでテイクアウト注文サイト作成→ホームページへ埋め込み

ネットショップシステムは、instagramショッピング機能とも連携OK。自社構築で集客に不安がある方は、インスタで告知を徹底するのが簡単です。

具体案としてはこんな感じ。

【注文サイト】Squareオンラインストア0円＋販売手数料3.6%
【HP】ワードプレス構築0円（サーバー＆ドメイン月約600円）
【販促】 instagramショッピング機能0円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トータルコスト：月間約600円＋販売手数料3.6%

導入費用としては爆安ですね。テイクアウト注文サービス＋ホームページを2つ作っても、費用は上記の通り。

例えば、UberEatsテイクアウト利用料は12%なので、その差額は約8%にも。一方で、Uber Eatsのような外部デリバリーサービスはマーケティング能力が優れているので、併用してチャネルを増やすのが現実的です。

テイクアウト注文サイト構築は意外と簡単

おつかれさまでした。テイクアウト注文サイトの作り方については以上になります。作業の手間はちょっとかかりますが、1円でも多く売上を手元に残したいならぜひご検討を。

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次のステージを目指してがんばりましょう。

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