飲食店ホームページの話になるとこんな話題になりますよね。
これの答えを言いますね。100%持つべきです。
なぜなら、お店のホームページを検索する人は、ほぼ確定であなたのお店に「行きたい」と思っているお客様だからです。
飲食店サービスを提供している、株式会社favy社長様の高梨巧さんの言葉をお借りしましょう。
飲食店がホームページを持つべき理由を聞くと「そんなことを話題にすることに違和感がある。逆に、ホームページを持たない理由を聞きたい」との反応が返ってきました。
クックビズ総研
ホームページは、あなたのお店に行きたいと思っているお客様が、最後の決定打探しにたどり着く媒体です。
今すぐ作りたくなる納得の活用メリット10個を、詳しく紹介していきます。
もくじ
飲食店のホームページ9つの活用メリット【作らないなんてただの損】
1. お客様の取りこぼしを防げる
ホームページはいろいろな媒体を経由して、最後にたどり着く媒体です。指名検索が多いのが一般的。
こんな感じで、他の媒体では取りきれなかった情報を確認しに行く人が多いのです。
もし、ホームページもなくてよくわからないお店なら、怪しいと思って私だったら行くのやめちゃいます。
2.来店の確実性が高い
このように、事前に十分情報取得してくれているお客様が多いので、高確率で予約につながります。
下記はtablecheckの調査アンケート。
確実に予約をしたいと思ってる人ほど、お店の公式HPから予約する傾向に。これは取りこぼしたら損ですよ...。
ホームページから予約をしてくれる人は、良いお客様に育つ可能性が高いこともメリットです。
クーポンやポイント狙いで適当に予約→ドタキャン&居座りする招かれざる客と...どっちを大事にするべきかは明白です。
3. 情報が埋もれない
このように確実にお店に行きたいと思ってるお客様は、トレンド情報よりも確実な情報を求めています。
SNSのように情報が常に上から積もって行くメディアの弱点。それはたまたまアクセスした時のタイミングでしか情報を取得できないことです。そもそもそのメディアを使っていることが条件というのもありますね。
ホームページの固定化された情報は、財産です。
4. 更新の手間が少ない
このように、お店の変わらぬコンセプトや看板商品を掲載するものがホームページの役割。なので、毎回大がかりな作業は必要ないことがメリットです。
【必ず掲載したい情報】
・最新営業時間
・電話番号
・お店の場所
最後の決定打になると言えど、ホームページで管理が必要なのは最新のお知らせ程度。
毎日勝手に書き込まれる口コミに返信しないとダメですよ、なんていう運用の難しさや、最悪の炎上リスクもありません。
これだけでお店の信頼性が上がるなら、お安いご用ではありませんか。
5. コストを減らせる
また、基本的なPRだけでなく、さまざな機能を実装する柔軟性もあるのです。
【例えばこんなこと】
・予約システム
・ネットショップとの連携
・必要な情報が取れるアンケートフォーム
コロナパニックが始まって以降、ホームページを利用して組み込む自社集客向けサービスも増えています。
ネット予約システムを実装できるリクルートのAirリザーブ、自社注文サイトを作れるトレタテイクアウトなど、ホームページという土台が整ってこそ使える便利サービスです。
このようなサービスはほぼ無料から利用OK。従量課金のようなものは発生しませんので、多くの利益が手元に残ります。
[nlink url="https://foodtrip.tokyo/7255/"]
6.どんなキーワードで検索しているか詳細までわかる
あなたのお店へ、お客様がどんな風にたどり着いてるか知りたくありませんか?これがわかるのも、ホームページを持つメリットです。
例えばGoogleの分析ツールを連動させた例がこちら。
こんな感じで、複合キーワードで詳細な流入経路が簡単に判明するのです。
誰も教えてくれない売上を伸ばすヒントが、必要性を疑問視されているホームページで判明の下克上。
ぐるめ媒体を伸ばす、MEOを伸ばす、通販のコンセプトを決める、など。WEB集客全てに役立てられます。
より詳しく解説しています
[nlink url="https://foodtrip.tokyo/8908/"]
7.金脈である顧客情報が取れる
さらに、これもWEB販促面から見て超重要。顧客のリスト・データが不自然にならずに取れるのです。
・予約フォームやお問い合わせフォームに欲しい情報を盛り込む
・メルマガを配信で登録を促す
私がぐるめ媒体導入支援をしているときに「お客さんのデータはどこまで取れるんですか」と良く言われました。
こういった顧客データを持っている飲食店は、緊急事態宣言直後DMしたりして、なんとかしのいでいたのが印象的。持ってて絶対損のない情報です。
2020年のコロナ渦中の最新動向がわかる本です。多くの飲食店が苦境にあえぐ中、前年比150%を達成したレストランが何をしたのか、などが具体的に書かれています。なにか手を打つための資産はどうしたら手に入るのか、これからの飲食店のあり方を考えさせてくれる本です。
飲食店開業前に読む本おすすめ7冊+α
これは、SNSでも、グルメ媒体でも、マップでもできません。ホームページ独自の活用メリットです。
8. アカウントの凍結リスクがない
ホームページはお店が続く限り、永久的に運営していけることも大きな活用メリットです。
SNSはアカウント凍結のリスクが普通にあるのが難点。グルメ媒体はサービス終了の他、同一店舗でリニューアルしてもページが引き継げない、などのプチストレスもあります。
こういった不安要素がほぼないのが、ホームページ。自社構築するならこういった不条理なリスクは避けられます。
9. ほぼノーコストで制作できる
これだけ独自のメリットを持つホームページですが、「制作費に何十万もかけるのだったら、ぶっちゃけ費用対効果としはどうだろう...」というのが正直なところです。
しかし、先ほど触れたようなWordPressのような作成ツールを使って自作すれば月々数百円から所有OK。制作自体は専門知識不要でいけるので、「自作なんてできないよ...」のように心配する必要もありません。
【ホームページ作成セット】
WordPress
サーバー&ドメイン
だけ!
正当性を保って運用していくだけで、「お店の価値向上+全体的な売上向上」が目指せるのがホームページを持つメリットです。これなら小規模飲食店でも費用対効果ばっちりです。
運用しやすいホームページの作り方
上記のようなものを全部カバーできるのが、WordPressという開発ツールを使ったホームページ制作です。
- 公式ページとして耐えうるお洒落なホームページが作れる
- あらゆるシステム開発・機能拡張に耐えうる
- それなのに、運用コストが最安値
大手企業、有名アフィリエイター、これからブログを始める人。レベルを問わずみんなWordPressでホームページを作ってます。
最低限の投資として「ドメインと契約」「サーバーの契約」が必要ですが、出費としては年間2万円程度。コスト重視なら年間7000円弱くらいからでも全然稼働させられます。
ついでに、お店のオリジナルアドレス(oooo@お店の名前.comみたいなの)も追加費用なしで作れちゃいますよ。
ホームページの活用メリットまとめ
なんとなくふわっと「いらなくない?」みたいな感じで話されるホームページですが、十分すぎるほどの活用メリットにお気づきいただけたでしょうか。
あなたのお店に行きたい度90%リーチ状態のお客様を、最後の最後でみすみす逃してしまうなんて、悲しい事態は回避しましょう。
「じゃぁちょっと作ってみるか。でもその前にコスト感が知りたい。」こんな方は下記の記事を続けてどうぞ。
【Next】【個人店は自作セヨ】飲食店ホームページの料金相場は外注50万円〜